Work Life Balance → Work Life Effectiveness 、もの凄くしっくりくる。

ワークとライフを「均等」にバランスを取れっていうニュアンスが、Work Life Balanceという言葉の気持ち悪さの正体だったんですね。

仕事とプライベートはお互い補完し合う関係。仕事が人生の他の側面と対立しないような環境を担保する。仕事での役割と、仕事以外での役割、それらが充実し整合性が保たれると、心身の健康が高まりエネルギーレベルがあがる、相乗効果的「有効性」の概念、とってもハラオチします。

日本語ではEffectivenessが言いにくいので、Work Life Synergy、Work Life Spiralくらいの言葉が浸透しやすいかもしれないですね。

記事の事例にも出てくるけれど、生活者、消費者としての体験が、仕事上のイノベーションのタネになるという「有効性」。多様な視点のある組織をつくる意義はここにあると思います。

多様性活躍推進の目的は、非連続のイノベーションを「必然的」にうむための「組織OSのバージョンアップ」なので、Work Life Effecitvenessとの相性はとても良い。この「有効性」事例を抽出していきたいと考える次第。


http://www.dhbr.net/articles/-/2744

代表プロフィール

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岡島悦子(おかじまえつこ)

プロノバ 代表取締社長/
ユーグレナ 取締役CHRO

経営チーム強化コンサルタント、ヘッドハンター、リーダー育成のプロ。
「日本に"経営のプロ"を増やす」ことをミッションに、経営のプロが育つ機会(場)を創出し続けている。

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