Work Life Balance → Work Life Effectiveness 、もの凄くしっくりくる。
ワークとライフを「均等」にバランスを取れっていうニュアンスが、Work Life Balanceという言葉の気持ち悪さの正体だったんですね。
仕事とプライベートはお互い補完し合う関係。仕事が人生の他の側面と対立しないような環境を担保する。仕事での役割と、仕事以外での役割、それらが充実し整合性が保たれると、心身の健康が高まりエネルギーレベルがあがる、相乗効果的「有効性」の概念、とってもハラオチします。
日本語ではEffectivenessが言いにくいので、Work Life Synergy、Work Life Spiralくらいの言葉が浸透しやすいかもしれないですね。
記事の事例にも出てくるけれど、生活者、消費者としての体験が、仕事上のイノベーションのタネになるという「有効性」。多様な視点のある組織をつくる意義はここにあると思います。
多様性活躍推進の目的は、非連続のイノベーションを「必然的」にうむための「組織OSのバージョンアップ」なので、Work Life Effecitvenessとの相性はとても良い。この「有効性」事例を抽出していきたいと考える次第。