福岡にて、ハーバード・ビジネス・スクール Hill教授とのパネルに登壇
内閣府・福岡県主催のセミナー「イノベーション・競争力向上に向けた女性リーダーの役割〜ハーバード・ビジネス・スクール教授による新しいリーダーシップ論」でHBSのLinda Hill教授の基調講演の後、パネルディスカッションに登壇させていただきました。
Linda先生の基調講演を踏まえ、Collective Genius(集合天才)型のリーダーシップの日本企業での有効性、イノベーションに寄与するダイバーシティについて議論させていただきました。
イノベーションを創出し続ける企業の特徴として、リーダーはCollective Geniusが力を発揮する"Stage Setter(環境整備)"としての役割が重要であり、専門分野を持つ天才どうしが削りあうような"Creative Abrasion(建設的な摩擦)"を起こさないとイノベーションは生まれない。日本の教育や企業文化の中でこの「摩擦」をどのように起こしていけるのか等、具体的な日米の事例を交えながらの興味深い議論となりました。
パネリストにはLinda先生と共に、日本IBM 相談役の北城 恪太郎氏、福岡県女性財団の松田 美幸氏、モデレーターにはOECD東京センター所長の村上 由美子氏、と、豪華なお顔ぶれの中で登壇させていただき、大変学びの多い機会となりました。
(2016年8月5日)
