7月に立ち上がる産業革新機構の支援基準について、パブリックコメントを募集中とのことです。
産業革新機構の支援先を決めるクライテリアについての意見を、広く募集する、というもの趣旨のものです。
産業革新機構については、7月から本格稼働するようですので、今の所、CEO、COO、「産業革新委員会」委員長、の3人の方の人選が発表されているのみ。
本来であれば、主たるinvestment professional、特にMD ( Managing Director)の方々が内定した所で、投資戦略を討議・決定・合意し、支援基準はその後に発表する手順になるべきだとは思うのですが…
既存のバイアウト・ファンドやVCファンドは、投資先の業績が芳しくなくファンド業績が厳しい所が多いようです。その結果、リスクマネーの出し手が減っている昨今、産業革新機構の担うべき役割と存在意義は、とても高いのではないかと思っています。
この機構の機能に期待をしており、せっかくであれば意義深い機構を創るべきだと思っておられる方々、ぜひ、批判ではなく建設的な「意見書」を出されると良いのではないかなと思います。
締切は、ナント、明日6月17日の18時です。私もこれから、何か書いて提出してみようと思っています。
プロノバ 代表取締役 岡島悦子