『抜擢される人の人脈力』の中にも事例として登場していただいたスパ業界の第一人者の梶川貴子さんが、『抜擢される人の人脈力』を読まれての感想を、ブログにアップしてくださっているので、ご紹介します。

【梶川貴子のつれづれスパ日記】

抜擢される人の人脈力のエントリーより抜粋

”本で紹介させてもらった”と連絡をもらったとき、はて何を?と思っていたのですが、私は”チャンスを積極的に取りにいく””ドメインを自分で定義する”という事例で紹介していただいています。なぜ、スパの事業を立ち上げるに至ったか、といういきさつも書かれています。

私自身は、まだ事業を立ち上げて間もなく、経営者としても、まだまだなので、こうやって取り上げていただくことに、本当に恐縮してしまうのですが、それでも、こういうことを通して、一人でも多くの方に”スパ事業”を知っていただくのはいいことだ、と思って、取材や掲載を有難く受けるようにしています。

私とスパとのかかわりを振り返ってみると、それはただ”好きだった”という言葉につきます。この”好き”をビジネス上否定する方もおられますが、ウィンザーホテル洞爺の再生を通じたホテル業やスパとの出会い、思い切って起業した理由、それはただひたすら”スパが好き、スパが大切、セラピストを何とかしたい”しかありませんでした。

新しいことをやろうとする時、周囲のサポート、場合によっては、見ず知らずに人にもアドバイスをお願いしたり、頭を下げたりすることの連続になります。こういったことが苦痛になったり、億劫になったりしては、事業を立ち上げるなんてまず無理。

こんな時でも”好きなことだから”頑張れるんだと、と今でもしみじみ思います。それはまるで母親がわが子のためなら、何でもできるように。

でも、こうやって思い切ってスパの事業を立ち上げたことで、たくさんの素晴らしい人たちと知り合うことが出来るようになりました。一緒にプロジェクトやろう、一緒に商品作ろう、今度視察に行こう、ワクワクすることの連続です。それは社内のスタッフも同じで、嬉しい出会いがたくさんあります。

やっぱり仕事は人のつながりで成り立つものだ、とこの本を読みつつ、改めて初心に返ることができました。

ブログの中にも書いていただいていますが、梶川さんは、私の大事な女友達の一人。それこそ、本当に幅広い人脈をお持ちのとてもステキな方です。

本の中でも事例としてご紹介させていただきましたが、梶川さんは、BCGでコンサルタントをされた後、数々の外資系でマーケティングのプロとして活躍され、まさに「抜擢」されてウィンザー洞爺湖やシーガイヤの再建に大きく貢献された方です。

 
その再建の過程で、「スパ事業」に巡り合われ、今や日本を代表するスパ事業のプロとなられています。ご自身でスパを経営されるだけでなく、大手ホテルチェーンやスポーツジムにおけるスパ事業のコンサルティングなどでも活躍されています。
 
注目すべきは、「好きなこと」を仕事にされている所。
 
実績を積み上げ、人脈レイヤーが昇華した結果、「スパ事業を立ち上げる」というご自分の使命と思えるような仕事に巡り合われる。そして、現在は「スパ事業を日本に普及させる」「セラピストの方々を育てる」という自己実現の目標に向かって、イキイキと走り続けておられます。
 
本当にいつもお忙しそうですが、とにかく、どんなに大変そうでも、本当に「楽しそう」に仕事をされています。
 
やはり人脈構築の最大の目的は、「自分らしくイキイキと生きられる仕事に巡り合うこと」だなぁ、といつも思いださせてくれるステキな友人です。
 
プロノバ 代表取締役 岡島悦子

代表プロフィール

2005011ProNova岡島悦子ver2.jpg

岡島悦子(おかじまえつこ)

プロノバ 代表取締社長/
ユーグレナ 取締役CHRO

経営チーム強化コンサルタント、ヘッドハンター、リーダー育成のプロ。
「日本に"経営のプロ"を増やす」ことをミッションに、経営のプロが育つ機会(場)を創出し続けている。

最新トラックバック一覧