最近、告知系のエントリーが続き、恐縮です。明日発売の幻冬舎さんの月刊誌『ゲーテ』 8月号<巻頭特集>「ヘッドハントの裏の裏」

「真のヘッドハンター 岡島悦子の“目利き”」

 という記事(4ページ)を掲載していただきました!(表紙は、ハリソンフォードさま♪)

【ヘッドハンターって???】

本来、「経営者候補を探す」という仕事において、主役はあくまでもクライアント企業と候補者そのものであり、私たちヘッドハンターは「黒子に徹するべき」であると、私は考えています。

しかしながら、一昔前の戦略コンサルティングの仕事がそうであったように、ヘッドハンティング(エグゼクティブ・サーチ)の仕事は、なかなか正確に理解されていることが少ないように思います。

ヘッドハンティングの正式な名称は"Executive Search in Management Consulting"...

すなわち、ある企業のコンサルティングを行い、戦略を構築し、組織のケイパビリティを評価してみる。冷静に評価すると、その戦略をインプリする「経営のプロ」人材が、社内には存在しない。そういった場合に、社外から適切な「経営のプロ」人材を探し、投入する。という一連の支援を行うことが、ヘッドハンティングという仕事の起源なのです。

したがって、ヘッドハンターという仕事は、企業の課題解決を「人材」という側面からお手伝いする仕事であり、非常に奥の深い仕事です。「企業の課題」と「意志も感情も保有している財=人材」を扱う、という意味では、非常に難易度の高い仕事とも言えます。

私も日々、次世代の経営者が生まれその企業が強くなったり、個人の方の成長の「きっかけづくり」にお役にたてるといった場面で、「やりがい」を感じています。が、一方では、この仕事をはじめて7年弱になりますが、この仕事の難しさに、ヘッドハンターとしての限界と奥深さを感じることも多い毎日です。

私よりも、ご経験の豊富なヘッドハンターの方は、沢山おられると思うのですが、こうした私たちの「見えにくい」仕事の実態、といったものが、少しでも正確に伝わり、企業の経営者も、経営のプロを目指される方も、「ヘッドハンターをうまく使いこなす時代」が到来するといいなぁ、と思い、今回の取材を受けさせていただきました。

繰り返しますが、黒子体質の私としては、ちょっと恥ずかしい企画です…。

ステキな文章を書いて下さった『プロ論』のライターとしても有名な友人の上阪徹さん、ゲーテ編集部の米澤さん、私の周囲で取材に応じていただいた恩人のみなさま、本当にありがとうございました!

プロノバ 代表取締役 岡島悦子

代表プロフィール

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岡島悦子(おかじまえつこ)

プロノバ 代表取締社長/
ユーグレナ 取締役CHRO

経営チーム強化コンサルタント、ヘッドハンター、リーダー育成のプロ。
「日本に"経営のプロ"を増やす」ことをミッションに、経営のプロが育つ機会(場)を創出し続けている。

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