役員合宿や次世代幹部研修などでリーダーシップについて議論するワークショップを企画/ファシリテーションする機会が多いのですが、参加者の多くは一つや二つ思い当たるリーダーシップ体験」を持っておられます。 

その体験を如何にその場で想起できるかー鍵穴の準備ーによって、新しく刺す鍵の刺激を「自分ゴト化」したリアルなリーダーシップの議論をできるのか、イベント時の一次しのぎの議論で終わらせるのか、の明暗が分かれます。 

ファシリテーターや企画屋としては、どのようにしたら参加者が「鍵穴」を準備した状態でそのセッションに臨めるか、をあらゆる角度から考え、事前課題のアナウンスや場の設定(しつらえ)を行います。 ファシリテーションにも勿論、重要な要素は沢山あるのですが、「セッションが始まる前の参加者のマインドセット整備で勝負はついている」ことを痛感することが最近多く、前始末の重要性を再認識している次第です。

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